昔はなかった恵方巻、いつから食べるようになった?2024年の方角は?

季節

こんばんは、かおりです。

今年も恵方巻の季節になりました。

私が子供の頃は、恵方巻を食べる習慣はなかったと思いますが、いつから食べるようになったのでしょうか。

気になったので調べてみました。

恵方巻を広めたのはセブンイレブン

恵方巻を全国に広めることになったのは、コンビニエンスストアの「セブンイレブン」だと言われています。

1989年、当時、関西方面で「節分の日に縁起のいい方向を向いて、無言で太巻きを食べきる」という風習があり、それをもとに恵方巻を一部の店舗で販売したのが始まりだそうです。

恵方巻は、「福を巻き込む」という願いから「太巻き」になっており、切らずに食べるのは「縁を切らない」という意味があります。

今は太巻きに限らず、ロールケーキなどもあり、好みによっていろいろ選べるのも楽しいですね。

今年の方角は?

「恵方」とは、歳徳神(としとくじん・年神様の別称)がいらっしゃる方角のことをいいます。

「歳徳神」とは、その年の福徳を司る神様で、毎年その方角は変わります。

2024年の方角は「東北東」になります。

その方向を向いて、無言で食べきってくださいね。

恵方巻はいつ食べる?

恵方巻は、立春の前日の節分に食します。

2024年の立春は2月4日(日)なので、前日の2月3日(土)に食べるようになります。

無言で食べる以外にも、「目を閉じて食べる」や、「笑顔で食べる」と良いと言われています。

節分のときに食べるのはなぜ?

節分とは、季節の分かれ目のことをいいます。

立春・立夏・立秋・立冬の、それぞれの前日を指し、1年に4回あります。

昔は、季節の変わり目に鬼がやってきて、病気や災害などを引き起こすと考えられてきました。

その鬼を払うために、霊力が宿るとされていた大豆をまいて、無病息災を願ったそうです。

節分に恵方巻を食べるのは、諸説があり定かではありませんが、鬼の金棒に見立てたという説や、節分の豆まきの「まき」にかけているなどの説があります。

なぜ黙食?

恵方巻にはさまざまな具材(=福)が巻き込まれており、食べてる途中でしゃべると、せっかくの福が逃げてしまうと言われています。

1人で食べる時は守れそうですが、家族や友人と一緒に食べる時は注意しなければいけませんね。

最後に

「恵方」は、「非常に縁起のいい方角」とされいてます。

「節分」だけでなく、何か物事を始める時やお願い事をする時は、その年の「恵方」の方角を向いて行うといいとされています。

神社やパワースポットに行くのもご利益がありそうですが、ぜひ方角も意識してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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