こんにちは、かおりです。
私は以前、防災バッグについての記事を投稿した事があります。
【2025年問題で何が起こる?不安にさせるだけの情報は避けて、対策を!】
その時はまったく知識がなく、その時の自分の最善だと思う内容を記事にしました。
今回は、災害や緊急事態から自分と大切な人の命を守るYouTube消防防災チャンネル【RESCUE HOUSE】で、元消防士のタイチョーさんが、実際に使ってみて本当に必要な防災グッズをゼロから作るという動画を配信していたので、大切なことだと思いシェアしたいと思います。
人生、いつ何が起きるか分かりません。
「備えあれば患いなし」です。
みなさんそれぞれ家族構成は違うと思いますが、今回の動画では2人分の量でお話されています。
そして、「災害が起きたと仮定し、被災生活に焦点を当てたもの」を紹介しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
① 薬
持病がある方は、薬を準備しておきましょう。
私は東日本大震災を経験しましたが、薬がちょうど無くなり、本当に困った経験があります。
毎日飲んでいる薬ですので、普段から防災バッグに入れておくのは難しいと思いますが、薬を保管している場所の近くに防災バッグを置くなどし、すぐに持ち運べるようにしておくといいかもしれません。
② アルミブランケット
安くて軽くてコンパクトに畳めるので、2枚入れても場所を取りません。
遮熱・保温・防寒・防風・防水など、いろいろな機能を備えています。
③ 簡易ベッド
エアーベッドも2人分用意します。
もしくは、寝袋があればなお良しです。
寝袋は防災バッグに入れるとパンパンになってしまうので、バッグの近くに置いておくのがベストだそうです。
④ 簡易トイレ
1日5回を最低限としたら、2人で3日分、30個を用意しましょう。
⑤ 非常食
非常食ですごく大事なのは「フルーツ缶」なのだそうです。
その理由は、「栄養が偏ってしまうから」。
災害が起きた時に、コンビニで一番最初に無くなるのはフルーツ缶や缶詰めなのだそうです。
「サバ缶・ツナ缶・やきとり缶」もあるとベストです。
なにより美味しいですし、栄養価もあります。
支援物資の中でも、「缶詰め」は、なかなか来ないのだそう。
なので事前に準備しておくと安心です。
⑥ トラベルセット
歯ブラシ・アイマスク・耳栓を準備しましょう。
今は100均にも売っていますし、2人分入れても場所を取りません。
⑦ モバイルバッテリー
乾電池式や充電式、いろいろありますが、タイチョーがおすすめするのは「Anker」さんのモバイルバッテリーです。
大容量でコンパクトで軽いのが魅力だそうです。
気になった方はチェックしてみてください。
そして、タイチョーがおすすめしたくないものは「手回しラジオライト」
これは意外でした。
災害時は停電することが考えられるので、手回しでラジオが聞けてライトも付くなんて、すごく便利なものだと思っていました。
でもタイチョーが消防士だった時にみんなで検証したら、全然使えなかったそうです。
災害時は、みんな忙しいし、体力も使いたくない。
手回しで回しても全然充電できないし、「もういいや」ってなると話していました。
商品を否定するつもりはないし、あるに越したことはないですが、「防災グッズ」としてそこに予算を当てると考えたら、タイチョーは「そこではない」と言います。
やはりモバイルバッテリーを準備した方がいいようです。
⑧ カセットコンロ(ボンベも)
アウトドア用のコンパクトなカセットコンロもあるのですが、ホームセンターに売っているような普通のものでも構いません。
2人分と考えて、ボンベは3本1セットを準備しておきましょう。
防災バッグの大きさにもよりますが、2セットあればより安心です。
⑨ ウォータータンク
非常用のペットボトルの水も大事なのですが、ウォータータンクも準備しましょう。
自衛隊の方が給水車で水を届けに来てくれた時に必要になります。
なので防災グッズとして保管する際は、中身は空っぽのままで大丈夫です。
どのくらい必要なのかは、夏と冬でも飲む量は変わってくるので、タイチョーも断言はできないと言っていました。
たくさん用意すればそれだけ荷物になりますし、こればかりは個人で持てる範囲内で準備しましょう。
ホームセンターに500円~1000円くらいで売っています。
100均でも300円で売っているらしいので、ぜひ探してみてくださいね。
⑩ カイロ
「夏は必要あるの?」と思われるかもしれませんが、災害時に雨が降ったりした時に体が冷えるので、夏も冬もカイロは必要です。
⑪ ボディシート
災害時はいつお風呂に入れるか分かりません。
そんな時はボディシートがあると便利です。
髪の毛は、「水のいらないシャンプー」がありますので、それも準備しておくといいでしょう。
⑫プライバシーが確保できるもの
男性もそうですが、女性は特にプライバシーを確保したいと思います。
バスタオルとビニール紐があると便利です。
バスタオルは、プライバシー確保もできますが、雨で濡れた時は拭けるし、ケガをしたら応急処置の対策にもなるので準備しておきましょう。
ビニール紐は、バスタオルをかければ目隠しにもなるし、応急処置のときに縛ることもできます。
⑬ トイレットペーパー
トイレットペーパーは中の芯を取り、圧縮袋に入れるとペチャンコになるらしいです。
2人分と考えると、5個くらい用意すると安心です。
圧縮しているのでかさばらず、軽いので5つ入れても大丈夫でしょう。
最後に
今回は、元消防士だったタイチョーさんの話を基にまとめてみました。
日本は災害が多い国です。
ニュースで災害の映像を見るたびに、「自分も対策をしなければ」と思う方は多いと思いますが、実際に行動に移す方は少ないのではないでしょうか。
一度揃えれば何度も買うものではありませんので、ぜひ防災グッズを準備していただければなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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